ニメラ ファイルスペースの解放について

ファイルスペースの解放とは

ファイルスペースの解放とは、アーティクル削除などで不要になったログファイルのスペースを解放する処理です。

これを行うことで、ログファイルから余計なスペースが除去され、ログファイルが小さくなり、ディスク空き容量が増えます。これを行わないと、削除したアーティクルのスペースもファイル内に溜まったままになります。

ファイルスペースの解放はログファイル全体を再構成するため、ログファイルが大きいほど長い時間がかかります。

ファイルスペースの解放を行う方法

ファイルスペースの解放を行うには以下の方法があります。

手動解放
[ファイル]-[保守] で、ニメラのすべてのメールボックスのログについてファイルスペースの解放を行うことができます。

[ファイル]-[ファイルスペースの解放] で、現在開いているメールウィンドウのログについてファイルスペースの解放を行うことができます。
自動解放
[オプション]-[その他の設定]-[ファイル]で自動解放を設定しておくと、メールウィンドウを閉じたときや、ニメラを終了するときに、不要になったスペースが設定値を超えていると、自動的にファイルスペースの解放を行います。

自動解放の既定値の変更について(Ver1.0〜)

ニメラ1.0では、既定値ではファイルスペースの自動解放を行わないように変更しました。これは、現在の一般的なパソコン環境では、メールログファイル内の多少の無駄なスペース程度ではほとんど影響がないくらいにハードディスクの容量が大きくなり、むしろわずかなスペースを解放するために時間がかかることのデメリットのほうが大きいと思われるためです。

旧版から1.0にバージョンアップしたとき、旧版の自動解放の設定は引き継がれません。旧版と同じ動作にしたい場合は、お手数ですが[オプション]-[その他の設定] の[ファイル] タブで以下の設定をしなおしてください。

  • 自動解放を行う場合は、「ファイルスペースの自動解放」のチェックをつけてください。旧版の既定値はチェックありです。
  • その下の入力欄で、不要なスペースがどれだけになったら自動解放を行うかを指定してください。旧版の既定値は16KBです。

1.0以降で既定値のままご使用になる場合、アーティクル削除をしただけではディスクの空き容量は増えません。ディスク容量を空けるためには、[ファイル]-[保守] でファイルスペースの解放を手動で行ってください。