Nif-X テキストファイル出力・取り込みの画像ファイル対応について

テキストファイル出力の際に、出力の順番ダイアログボックスで「画像も出力する」のチェックを付けると、テキストファイルと同じフォルダに「出力ファイル名.img」という名前のフォルダが作成され、その下にアーティクル内の画像が出力されます。出力されるのは、Nif-Xでダウンロード済みの画像だけです。

テキストファイルとこのフォルダ以下のファイルを、他のNif-Xでテキストファイル取り込みすれば、画像つきでアーティクルを取り込めます。

テキストファイル取り込みの際に、画像ファイルの入ったフォルダ(取り込むテキストファイル名の後ろに.imgを付けた名前のフォルダ)があると、「画像を取り込みますか?」のメッセージが表示されます。ここで「はい」を選ぶと画像を取り込むことができます。

取り込めるのは以下の条件を満たす場合のみです。
・画像フォルダの名前がテキストファイル名の後ろに.imgをつけたものであること。
・テキストファイルと画像フォルダが同じフォルダにあること。
・画像フォルダの下のファイル名はNif-Xでテキストファイル出力したとおりの名前であること。

注意:画像だけの取り込みはできません。画像フォルダがあってもテキストファイルがないと取り込めなくなりますのでご注意ください。画像フォルダ名やその下のファイル名をリネームしてしまうと取り込めなくなりますのでご注意ください。

テキストファイルを加工して利用したいので画像ファイル名の規則を知りたい、などの場合は以下をご覧ください。

画像フォルダの下のファイル名

画像フォルダの下の画像ファイル名は、Nif-X固有の規則にしたがって、画像のURLから決定された名前です。画像ファイルのタイプにより以下のようになります。

1.モンタージュ
 ファイル名の形式: <1> <加工済みURL>
  <1> 数字の1。モンタージュ画像であることを示す。
  <加工済みURL> 画像のURLから以下のものを取り除いたあと、下記エンコード規則にしたがってエンコードしたもの。
    http://comimg0.com.nifty.com/img/

 
  URL http://comimg0.com.nifty.com/img/19/40/mn041206014025-194073_l.gif
  ↓
  ファイル名 119]40]mn041206014025-194073_l.gif

2.画像掲示板の画像
 ファイル名の形式: <2> <日時> <加工済みURL>
  <2> 数字の2。画像掲示板の画像であることを示す。
  <日時> 画像が貼り付けられた発言の日時。yymmddhhmmの10桁。 他の発言と一緒にアップロードされた画像を<IMG>タグを手書きして貼り付けた場合、もともとの発言の日時ではなくて、貼り付けられた発言の日時。
  <加工済みURL> 画像のURLから以下のものを取り除いたあと、下記エンコード規則にしたがってエンコードしたもの。
    http://bbs.com.nifty.com/uimage/

  2005年02月11日02時46分の発言に貼り付けられている以下のURLの画像
  URL http://bbs.com.nifty.com/uimage/c0/FWEBKK_B026/FWEBKK_B026_0000000259.gif
  ↓
  ファイル名 20502110246c(0]FWEBKK_B026]FWEBKK_B)026_0000000259.gif

3.上記以外で、http://ではじまる画像
 ファイル名の形式: <3> <加工済みURL>
  <3> 数字の3。
  <加工済みURL> 画像のURLから以下のものを取り除いたあと、下記エンコード規則にしたがってエンコードしたもの。
    http://

4.上記以外で、https://ではじまる画像
 ファイル名の形式: <4> <加工済みURL>
  <4> 数字の4。
  <加工済みURL> 画像のURLから以下のものを取り除いたあと、下記エンコード規則にしたがってエンコードしたもの。
    https://

5.それ以外
 ファイル名の形式: <5> <加工済みURL>
  <5> 数字の5。
  <加工済みURL> 画像のURLを下記エンコード規則にしたがってエンコードしたもの。


エンコード規則

1.ファイル名として使えない文字
Windowsのファイル名として使えない以下の文字がURLに含まれていた場合はエスケープします。
URL中の文字ファイル名中の文字列
:[
/]
?}
"{g
*{h
<{i
>{j
\{k
|{l

2.Nif-Xのエスケープ文字とバッティングしていて使えない文字
このエスケープ規則でエスケープ文字として使われている以下の文字がURLに含まれていた場合はエスケープします。
URL中の文字ファイル名中の文字列
[{m
]{n
{{o
}{p
({q
){r

3.大文字、小文字の取り扱い
大文字、小文字だけ異なるURLがあった場合、同じローカルファイル名になってしまうのを防ぐため、大文字部分を( )で囲みます。
  A.jpg → (A).jpg
英大文字の間に数字や記号があった場合は、その部分も含めて囲みます。
  IMG/A.jpg → (IMG/A).jpg
英大文字の直前に、数字や記号があった場合はその部分も含めて( )で囲みます。
  01A.jpg → (01A).jpg
最後の英大文字のあとに英小文字がない場合、)は省略します。
  A.JPG → (A.JPG

4.制御コード
文字コード01〜1Fおよび7F(16進数)の文字があった場合、以下の形式の3桁に変換します。
{xx  xxは2桁の16進数。a〜fは小文字