Nif-X 0.90 新画像管理機能について

Nif-X 0.90で、画像ファイルの管理方法に大幅な改良を加えました。

主な改良点

世代管理
画像掲示板にアップロードした画像は、発言番号によりURLが決まります。掲示板のリセットや番号一巡が起きた場合、同じ発言番号が使いまわしされ、画像のURLもバッティングする可能性があります。 旧版の画像管理では、URL単位で画像ファイルを管理していたため、掲示板のリセットや番号一巡が起きると、同じURLの古い画像ファイルが上書きされてしまい、過去ログの画像を見ることができなくなってしまうという問題がありました。

新しい画像ファイル管理では、アーティクルの日付とURLで画像を管理するため、このような状況でも、同URLの古い画像を上書きしてしまうことなく正しく管理できます。

注意:自動的に同じURLが使い回しされるという問題はWebフォーラムの画像掲示板固有の問題であり、Nif-Xでは画像掲示板にアップロードされた画像についてのみ上記の対策を行っています。一般のURLの画像をIMGタグで発言中に貼り付けた場合はこの機能は働きませんので、従来どおり重要な画像は上書きを防ぐために他のフォルダにドラッグ&ドロップなどして保存しておいてください。

枚数制限緩和
旧版では、すべての画像を一元管理していたため、快適なスピードを保てる全体の画像の枚数に上限がありました(設計目標で数十万枚程度まで、実際にはメモリ容量などにより異なります)。 新しい画像管理方法では、年月別に管理する方法に変更しました。これにより、月ごとの画像がある程度の枚数までなら(設計目標で数万枚程度)、長期の運用で全体の枚数が増えてもパフォーマンスを落とさずに管理できるようになりました。

代替フォルダ
Nif-Xで読み取った画像ファイルは、Nif-Xのフォルダの下に溜め込まれていきます。画像ファイルはサイズが大きいため、運用しているうちにディスク容量が不足してしまうことが考えられます。 新しい画像管理方法では、代替フォルダ機能のサポートにより、外付けハードディスクやCD-Rなどのリムーバブルメディアに古い画像ファイルを移動して使用することが可能です。この機能の詳細についてはこちらをご覧ください。

テキストファイル出力・取り込みに対応
テキストファイル出力・取り込みの際に画像ファイルを一緒に出力・取り込みできるようになりました。詳しくはこちらをご覧ください。

画像をダウンロードして保存するか掲示板ごとに指定可能
[オプション]-[画像の取り扱い]で「高度な設定ボタン」を押すと、画像をダウンロードして保存するかどうかを、掲示板ごとに設定できるようになります。